「二月十二日は隊長——フィリアスさんの誕生日ですし、やっぱりみんなで祝った方がイイですよね」 二月五日。年が明けてもVICEによる侵略により日々戦場では多くの存在が血汗流し闘いに明け暮れていた。 だがそれでもその戦火が降り注ぐことなく比較的平…
□◾︎□◾︎ 「はい。確認しました。ようこそ『都市ガリュメラ』へ」 私(わたくし)は、多くの島からなるリーベルタース界陸の北西部に位置する城壁都市『ガリュメラ市』に来ていた。正確には私一人ではなく武器商人の護衛として雇われ同行した形だ。目的地が同…
どうもお久しぶりです。影さんです。 メチャクソ久しぶりの更新です。 最後の更新から二年近く経っていますね。 その間にやったことといえばオフ会とフィリアスさんの設定を考えるのと棒バト合作ばっかりやってたとかそんな印象ですね。 ……フィリアスさんの…
私の起床は午前八時だった。 その日は先月より予定されていた第二回零影会合である。 厳密にはこれで会うのは三回目なのだが、一番始めに会ったのがその時の気分と偶然によるものが大きく、充分に計画を建てて会合を行った回数を数えるのならば一番始めに果…
まず去年、2015年12月20日よりフィリピンから日本へ帰還しました。やっと、って感じですね。 一時期もう駄目だ、ってなったこともありましたが、なんとか帰ってこれました。 報告が遅れたのはまだ携帯など持っていなかったなどの理由があった次第です。まあ…
主人公のラッキースケベって物語ではもうお約束ですよね。 □◽︎□◽︎ ☆ 「ふふ〜ん」 よほど機嫌がいいのか、少女は地平線まで続く木と草の真ん中にある一本道を、前進しながら器量な鼻歌を披露する。 エノはそれを微笑で見つめ、アーサーは鋭い眼光を放ちなが…
一章より文字数が増えて安定し始めてる気がする。 自分は同じような表現を何度も使う癖があるのかもしれない。直していかなければ。□◽︎□◽︎☆ 賑やかだった食堂は一気に消沈した。 客は、岩の様に固まり出し唐突なことに動転している。「あの輩たちは……」 ズカ…
お久しぶりです。影さんです。 三日間フィリピンの首都、マニラにて通訳案内士として派遣されてました。 KADOKAWAとはてなの新しい小説投稿サイトに向けて、ちょっとした物語を書こうと思ってます。 新しい小説投稿サイトで「白紙マニュアル」という…
二章の始まりです。ゼロ君張り切り過ぎてゼロ君のパートがかなり長くなりました。 それに比べて私のパートはかなり短くなりました。 許してくださいなんでもしますか以下略。 そういえばですが、二章に入りました。ということでサブタイトルが『○○の□□』とい…
どうやら私はフラグや伏線を描写に入れるというのが苦手なようです。 これから鍛えていかなければ。□◽︎□◽︎☆ あれから三週間という日が流れた。 合宿は終わり、それからも厳しい鍛錬の日々。 それを見事に耐え抜いたジーク達の顔は、しっかりと引き締まり、一…
お別れ会の回みたいなもんどす。 次の更新はもしかしたら時間が経つかもしれません。 ではどうぞ。□◽︎□◽︎☆「エノ」「アー、サー?」 エノは近寄ってきたアーサーの目を、俯いていた顔を上げてつぶらな瞳で返した。 まだまだ幼さが残っているのだろうか。 無…
今回は今後に大きく影響する回なので、流石にゼロ君と色々話し合いましたね。 所謂、分岐点というかターニングポイントというか。分岐点を選ぶのは、アーサー君本人では無いんですがね。 そういえば、PVが100を越えました。有難う御座います。□◽︎□◽︎☆「…
油断した時が危ない的な台詞って、大体強キャラが発しますよね。 今回は言われる前に危険が彷徨って来たようです。 □◽︎□◽︎ ☆ エノ、不思議な少女だ。 見ているだけで落ち着くし、何故か自然と見惚れてしまう。 声もまるで、小鳥の囀りか白色透明のように透き…
いよいよヒロイン登場ですね。 これからどのように物語に絡むか気になります。☆ クレム先生が道端で倒れていたという一人の女の子を拾ってきた。 夜空を思わせるかのような暗く青い髪をした不思議な少女。 一見、大人しそうにも見えるが、なにか曖昧な力とい…
熱で寝込む少女っていいですよね。なんかそそるものがあります。 五回裏です。どうぞ。□◽︎□◽︎ ☆ 生前、こんなことを考えていた。 森とはどんな場所であり、どんな生き物たちが住む楽園なのだろう。 戦の最中で見るのは、森が焼け野原になり居場所を失い途方…
※改訂版です。 誤字や私(影星)とゼロ君による呼称の違い、あとは不自然と思われる表現を一部直しました。□◽︎□◽︎☆ 眩しい太陽の光が目を刺激する。 小鳥たちが交互に飛びあい、家畜の鶏が合図のように鳴り響く。 朝だ。 人生に何回も経験しているというのにな…
※改訂版です。 誤字や私(影星)とゼロ君による呼称の違い、あとは不自然と思われる表現を一部直しました。□◽︎□◽︎☆ ——お前は生まれるべきではなかった。 頭の中で一筋の声が反響する。 それは無慈悲であり、人ならざる者の声でもある。 〝それ〟は血泥にまみれ…
※改訂版です。 誤字や私(影星)とゼロ君による呼称の違い、あとは不自然と思われる表現を一部直しました。□◽︎□◽︎☆ 少年達に連れられるがまま連れてこられたのは、一つの村だった。 さほど大きな村ではない。 だが、何かの侵入を阻むかのように周りには山々が…
ゼロ君こと空白のゼロ氏と私、影星(カゲホシ)による、行き当たりばったりな共同小説物語です。 空白のゼロ氏が前半を書き、後半を私が書くことで一話出来上がります。 前記通り、完全行き当たりばったりです。お互い設定の擦り合わせすらしてません。 設定を…
王都からの使者の三人が揃うようです。◼︎◻︎◼︎◻︎◼︎◻︎◼︎◻︎◼︎◻︎◼︎◻︎◼︎◻︎◼︎◻︎◼︎◻︎◼︎◻︎ 『鬼の魔王は平和好き』第三話『告別』「おーっとちょい待ち、何も言うな。誰か当ててやろう」 俺は今ネルサのおっさんの家の前で立っている。 ドアをノックしたのだが反応が…
ヒロイン枠は使者ちゃんなのかもしれない。◼︎◻︎◼︎◻︎◼︎◻︎◼︎◻︎◼︎◻︎◼︎◻︎◼︎◻︎◼︎◻︎◼︎◻︎◼︎◻︎ 『鬼の魔王は平和好き』第二話『非常』 現在、俺は森を全力疾走していた。昼に行った『パラライの森』の中をだ。 自己鍛錬は涼しい朝の森で行う。朝方だと程良く涼しいか…
日常回。短めなのかもしれないけども、これくらいのペースで行こうかと。話によって長くなるだろうけども。◼︎◻︎◼︎◻︎◼︎◻︎◼︎◻︎◼︎◻︎◼︎◻︎◼︎◻︎◼︎◻︎◼︎◻︎◼︎◻︎ 『鬼の魔王は平和好き』第一話『日常』 ここは大きさにして地球程の大きさしかない『ミュルニマ』という…
修正&再投稿。小説の書き方みたいなそういうものを読んで「これは直さんとな」と思ったので色々修正しました。勿論プロットも作成済みですよん。まだ一章までなんですが。ぼちぼち進めていくつもりです。せめて処女作は完成しないと、また書くとき不安になり…